gcse.type = 'text/javascript'; (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); クアルコム(Qualcomm)の事業内容は、おもにモバイル通信端末(スマホなど)向けの半導体を設計することです。, なお、クアルコム(Qualcomm)はいわゆるファブレス企業であり、実際の製造はTSMCなどのファウンドリに任せています。, モバイル通信の分野においてクアルコム(Qualcomm)は多数の特許を保有していて、同業他社は同社の技術にまったく抵触せずに設計することは非常にむずかしいと言われています。, クアルコム(Qualcomm)は自社の半導体を各端末メーカーに販売するほか、技術を外部にライセンス販売することでも利益を上げており、非常にパテント管理のうまい企業として知られています。, 近年、クアルコム(Qualcomm)は事業領域をモバイル事業からサーバー向け半導体や、IoT向け半導体の開発領域にまで広げようとしています。, モバイル通信も5Gの時代に入ることで自動車、インフラ、産業方面との連携がより重要になることから、, 今後はクアルコム(Qualcomm)の事業構成も大きく変化していく可能性が高まっています。, なお、クアルコム(Qualcomm)はこれまで多数の特許戦争を他社と繰り返してきました。, かつてアップルはクアルコム(Qualcomm)からチップを購入していたのですが、カネ払うのが嫌になって自社開発に切り替えたんです。, ですが、いくら自社開発に切り替えたところで、やっぱりクアルコム(Qualcomm)の特許を利用しなくちゃ作れない・・・, アップルはなんと、クアルコム(Qualcomm)に特許料を払わないという決断をしました。, 凄い理屈だなぁと思いますが・・・とりあえず、この争い、先月あっけなく終わりを告げました。, ⇒特許紛争はクアルコムの勝利で終了~アップルは5G展開を急ぐためQualcommに泣きつくしかなかった~, 今後はクアルコム(Qualcomm)に特許使用料を支払っていくとともに、5G用モデムチップの供給も6年間受ける契約を結びました。, 上記のとおり、クアルコム(Qualcomm)はことモバイル業界におけるポジションとしては絶大なものを握っています。, こうした点に着目し、クアルコム(Qualcomm)がアップルとの訴訟で疲弊していたさなか、ブロードコムが買収を持ちかけました。, ⇒【AVGO】ブロードコム(Broadcom)の決算・業績と株価~Brocade(ブロケード)に支えられた決算, ブロードコムは当時、租税回避のためにシンガポールに本拠を移していたのですが、中国企業なども多数投資を行っていたんです。, そんなわけで、移動通信用半導体の中核であるクアルコム(Qualcomm)を中国に売るわけにはいかない、とCFIUS/対米外国投資委員会が判断。, 当時はまだ米中貿易戦争は激化していない頃だったのですが、それでもクアルコム(Qualcomm)に対する米政府の防衛意識は高いものがありました。, そのくらい、クアルコム(Qualcomm)は米国にとっては大事な企業ということになります。, ※個人的には、Appleとクアルコム(Qualcomm)の和解を促したのも、政界側からじゃないかとみています。Huaweiに対抗するために国内両者が消耗戦を繰り広げるのはあまりにも無意味ですから。, 【QCOM】クアルコム(Qualcomm) 2019Q2https://t.co/fANZvQ8MuG(出典:決算資料) pic.twitter.com/ktEwc8iPy0, クアルコム(Qualcomm)の2019年Q2(1-3月)業績は上記のようになっています。, 販管費や研究開発費を削減して営業利益は伸ばしていますが、売り上げは落ちてしまっています。, なお、自社株買いによって発行済み株式数は大きく減少しており、EPS向上に積極的な姿勢をみせているのがわかります。, 以下はクアルコム(Qualcomm)によるチップ販売(QCT)と、ライセンス販売(QTL)の比較です。, 【QCOM】クアルコム(Qualcomm) 2019Q2https://t.co/fANZvQ8MuG(出典:決算資料) pic.twitter.com/4prcbMnbgx, 【QCOM】クアルコム(Qualcomm) 2019Q2https://t.co/fANZvQ8MuG(出典:決算資料), 他社との競合などもありチップ販売は低迷 pic.twitter.com/8bjLSru03R, クアルコム(Qualcomm)の業績が減速している背景には、ひとつはアップルとの関係悪化による販売先減, とくにファーウェイは自社でクアルコム(Qualcomm)のSnapdragonシリーズと同レベルのSoC(Kirinシリーズ)を開発しており、スマホ用半導体分野で強力なライバルに育っています。, ファーウェイのKirinシリーズ最新作を搭載したP30 proはそのAI技術を利用したカメラ機能が非常に話題となっています。, ⇒もはや盗撮スマホ…ファーウェイの最新モデル『Huawei P30 Pro』のズーム機能が物凄い件…, なお、もともとファーウェイはクアルコム(Qualcomm)が寄付講座や人材育成などで育てたようなものなんですが、まぁ、師を追い越そうとする弟子というのは、古今東西よくある話ですね。, なお今回、クアルコム(Qualcomm)はアップルとの訴訟解決で45~47億ドルの収益が上がる見込みだと発表しました。, その後、この決算発表をネガティブに受け止めてやや伸び悩むも、さらに上昇しています。, ⇒5Gモデムチップメーカーが寡占化?西側諸国にはクアルコムとサムスンしか供給できず高騰の可能性? 2019年4月18日, 米国はファーウェイ製品の排除を強く推し進めており、このことはクアルコム(Qualcomm)にとってはポジティブです。, 現在、クアルコム(Qualcomm)の株価は大きく吹き上がっていますが、これはアップルとの訴訟解決による自社株買いの拡大を期待しての部分もあると思われます。, 今後はアップルへのライセンス供給再開、および5G用モデム供給再開などでどれだけ収益を伸ばしていけるかがカギになってくると思われます。.